遠野ジビエとは
「食べる」ことは「命をいただく」ということ
命を粗末にすることなく、自分たちにできる最良の方法で人々に提供したい。
そして、その栄養を美味しく身体に取り入れ、明日を生きる活力をつけてもらいたい。「遠野ジビエ」は、遠野の自然の恵みを余すことなく活用し、地域の環境保全と豊かな食文化の継承を目指すブランドです。
古来より「共に生きる」
山々に囲まれ、豊かな森と清らかな水に恵まれる遠野。そこには鹿や猪など様々な野生の獣が生息しています。遠野では、古来より人と獣は対等の関係であり、その精神は郷土芸能「しし踊り」にも受け継がれています。
遠野の自然に育まれた天然素材「遠野鹿」
遠野の豊かな自然の恵みを蓄え、急峻な野山を駆け巡り鍛えられた鹿の肉は旨味が強く、ビタミンや鉄分などの栄養も豊富です。自然の中で健やかに育まれた天然のジビエを、どうぞご賞味ください。
「遠野ジビエ」おいしさの理由
1.丁寧で迅速な加工処理
遠野猟友会との連携のもと捕獲場所で手早く放血し加工場で迅速に処理する事で鮮度を保ち、臭みが少ない素材を確保しています。
2.柔らかさと旨味を極める熟成
熟成に最適な温度で保存することでタンパク質がアミノ酸に変わり、柔らかさも旨味も倍増します。ご家庭では難しい加工場ならではの熟成肉の味をご賞味ください。
3.入念な品質検査と衛生管理
ジビエは天然素材であり、個体ごとに品質が異なるため、全頭、スタッフが検食して、味や食感、臭みを確認して商品化します。全ての個体に金属探知機検査と放射性物質の精密検査を実施し、安全性を確保しています。
毘沙門商会合同会社・遠野ジビエの里
「猟友会や関係者のみなさまにお力添えいただき、「遠野ジビエの里」開所を迎えることができました。シカの命を粗末にしないよう、廃棄されていたシカの肉を魅力ある食材として食卓へお届けしたいと思っています。シカ肉は高たんぱく、低カロリーでビタミンや鉄分などの栄養も豊富。大自然に恵まれた遠野のシカ肉のうまみを最大限に引き立て、そのおいしさをたくさんの人に届けられたらうれしく思います。」
▲ハンターとしても活動している及川兄弟は5人兄弟の4男(左)と5男(右)。事業者名の「毘沙門」は実家の屋号。